せどり

【せどり】初歩の初歩!!

不動産投資の頭金を確保するための最初の副業として、2021年1月から「せどり」をスタート!

副業を始めたきっかけは以下リンクをご覧ください!

⇒副業を始めたきっかけ

ここからは「せどり」についての解説や、メリット・デメリットについて記載していきます。

せどりとは

せどりとは「物を安く仕入れて、仕入れ金額以上の値段で売り、その利ざやで稼ぐビジネス」のことです。

具体的には、「ヤマダ電機やドン・キホーテでセール品などを5,000円で仕入れて、Amazonやメルカリで8,000円で売る」といったイメージになります。(実際のフリーマーケットなどとは違って、Amazonやメルカリでの販売時は手数料や送料が取られるので、最低でも1.2~1.3倍ぐらいの値段で売れないと儲けが出ません。)

せどりを別の言い方で言えば「転売」ですが、「テンバイヤー(転売ヤー)」などと言われて、あまり良い印象ではない言葉なので、あえて自分は「せどり」という言葉を使っています。(せどりをする人は「せどらー」と呼ばれます。)

ちなみに、明確な定義はないと思いますが、個人的なイメージとしては、「転売ヤー」は、プレステ5などの超人気商品を買い占めて、定価の数倍の値段で横流しするといった感じかと思っています。

チケット転売などのように法律的にアウトなものではないですが、本来なら普通に市場に出回る商品の値段を不当に吊り上げるような行為は、本当にその商品が欲しい人の迷惑になると思っています。ですので、個人的にはそういった方法で稼ぎたいとはあまり考えていません。

一方でせどりは、「廃盤になって市場に出回らなくなったレア商品(欲しい人も近所などでなかなか見つけられない商品)」などを安く仕入れて、全国の誰でも利用できるAmazonやメルカリ上で販売する、といったイメージです。

もちろん廃盤商品以外を仕入れて売ることもありますが、Amazonやメルカリの相場自体が定価よりも安いケースが多いので、不当に値段を吊り上げるような行為ではないと考えています。自分が仕入れた商品を、「近所のお店で探しても見つからなかったけど、Amazonで見つけられた」という人がいれば、その人の役にも立てますし!

そもそも、「海外で人気の商品や安い商品を見つけて、日本に輸入して稼ぐ」といったことと同じような原理ですし、「安く仕入れて高く売る」ということはビジネスの基本ですから、せどりはシンプルなビジネスモデルだと思います。

悲しみのラプラス

嫁さんに同じ説明をしても「転売と同じでしょ?」と理解してもらえませんが…苦笑

せどりのメリット

せどりの「メリット」
  1. 1~2か月で月5万程度は稼げるようになる
  2. 即金性がある
  3. 失敗するリスクが低い

上記の3つがメリットですが、それぞれの理由などについて解説していきます。

①1~2か月で月5万円程度は稼げるようになる

プログラミングやWebデザインなどの高いスキルが必要な副業と比べて、短期間かつ独学である程度稼げるようになる副業だと思います。

もちろん簡単ではないですが、月5万円程度なら1~2か月あれば十分に達成できます。

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②即金性がある

①に近い考えですが、せどりは「安く仕入れて高く売るビジネス」なので、仕入と販売を短い期間で実現できれば、あっという間に手元にお金が入ります。これが株式や投資信託なら、配当(収益)を得られるまでに1年近くはかかりますから、即金性(早く稼ぎを得られる点)は魅力だと思います。

厳密にいえば、Amazonの場合は売上金が自分に支払われるのが月2回なので、稼げた金額が手元に入るまでけっこう時間がかかりますが、メルカリであれば「スマホで出品⇒販売⇒発送⇒到着」で入金されるので、最短2日程度で稼ぎを得られます。

「仕入れ⇒販売」のサイクルがうまく回れば、「10,000円で仕入れる⇒10%(1,000円)儲ける⇒儲けた1,000円も加えて今度は11,000円で仕入れる⇒10%(1,100円)儲ける⇒・・・」といった形で、短期間で複利運用しているのと同じ仕組みで稼げるようになります。

もちろん狙い通りに売れなかったりすることも多いですが…

③失敗するリスクが低い

株の信用取引やFXなどのギャンブル性の高い投資の場合、「未来のことを予測することが非常に難しい」ために、大きく稼げることもあればそれ以上に損をしてしまう、といったハイリスクハイリターンなイメージがあります。

しかし、せどりは「未来のことが簡単に予測でき、しかも当たりやすい」といったメリットがあります。

例えば、「keepa」というAmazonの価格推移や販売実績などを確認できるツールを使えば、「自分も●●円ぐらいで売れそうだな」といった予測が簡単にできます。

もちろん予測が外れて想定以上に値下がりしてしまう場合もありますが、コツを掴んでいけばそうしたリスク回避力も上がっていきますので、損をするリスクをかなり下げることができます!

上級者になれば、「この商品は少し時間を置いたら値上がりするだろう」と予測して見事に当てられる人もいるようです。(自分はまだその領域では無いですが…;)

せどりのデメリット

散々メリットばかり記載しましたが、デメリットも存在しますので、詳しく解説していきます。

せどりの「デメリット」
  1. ある程度の資金(元手)が必要
  2. 仕入と販売に手間がかかる
  3. せどりをやり続けないと収益が得られない

①ある程度の資金(元手)が必要

「1,000円で仕入れて10,000円で売れる」ようなお宝商品に出会うこともまれにありますが、現実には「仕入額の10%~20%を稼ぐ」といったところが安定して狙える範囲だと思います。

仮に「仕入額の10%を稼げる」とした場合、「月5万円を稼ぐ」という目標を達成するには、「❶50万円かけて商品を仕入れる⇒❷販売できれば50万円の10%である5万円が稼げる」という流れになります。

もちろん「1万円を1.1倍にする⇒1.1万円が手元に残る⇒それを更に1.1倍にする⇒…」という流れを繰り返していけば、複利の力でどんどん手元のお金は増えていきます。

しかし、初めからまとまった資金を持っていた方が、初期段階から安定して稼ぎを得られやすいのは事実だと思います。

資金がたくさんある人の方が稼ぎやすいのは事実だと思いますが、100円~1,000円程度の利益でもコツコツ得ていくことが非常に大切です!

②仕入と販売に手間がかかる

仕入は「宝探し」的な感覚で楽しいこともありますが、特に「販売」は手間がかかります

例えば、メルカリでの販売の場合、「❶スマホで商品の写真を撮る⇒❷商品説明を記載する⇒❸値引き依頼などに対応する⇒❹商品を梱包する⇒❺発送する」といった流れが一般的ですが、自分はどれももの凄く面倒に感じます。

上記❶~❺のそれぞれの段階で手を抜くこともできるでしょうが、❶~❸で手を抜くと高値で売れなかったり、❹・❺で手を抜くと評価が下がったり、などデメリットが多いので、しっかり対応することが必要です。

ちなみにAmazonでの販売であれば、写真や商品説明はほぼ不要ですし、「FBA」という仕組みを使えば、商品の梱包や発送はAmazonが代行してくれます。(Amazonでの販売方法などについては別記事で解説予定です。)

ただし、FBAを利用するにしても、「商品をAmazonの倉庫に送る」といった作業は必要なので、残念ながらある程度の手間はかかります。

「Amazon倉庫への配送」ですら代行してくれる業者もありますが、自分は毎回手間をかけてAmazonに送っています。(地味に疲れる…;)

③せどりをやり続けないと収益が得られない

「せどりで毎月安定して稼ぐ」ということは実現しやすいと思いますが、「仕入作業をし続けなければ稼げない」という根本的な問題があります。

上記のように「販売(発送)を代行業者に丸投げする」といったことはやろうと思えばできますが、仕入については「自分が店舗やネットで安い商品を探す」ことが必要です。

メリットの解説で「複利の力を使える」とは記載しましたが、「自分の労力を使わないと稼げない」という部分では、「投資で不労所得を得る」と方法とはだいぶ異なると思います。

「組織化して自分の労力を割かない」という方法もあると思いますが、なかなか険しい道かなと思います…。

まとめ

「せどりとは何か」といったことや「メリット・デメリット」をそれぞれ解説しましたが、せどりに関して個人的に感じていることは以下の通りです。

せどりに関する個人的な考え

せどりは「最初にやる副業」としてはかなりお薦め

 ⇒早期に稼げるようになり、「自力でも稼げる」という感触を掴みやすい

 ⇒最初のうちは「宝探し」的な感覚で仕入ができ、楽しく学んでいける

❐「せどりだけ」で副業をしていくのは、なかなか厳しい

 ⇒仕入や販売に手間がかかり続けるので、個人単位で月100万稼ぐ、といった展望は難しい

 ⇒プログラミングなどのスキル型副業と違って単純作業が多いので、時間単価を上げづらい

まだせどりを始めて数か月なので、今後に考えが変わるかもしれませんが、以上が個人的見解です。せどりは厳しいみたいなことを書きながら、将来的に「物販会社を設立して独立する」なんてこともあったりするかもしれません。笑

長々と解説してきましたが、別記事で「完全初心者から、せどりでそれなりに稼げるようになるまでにしてきた経験」などを記載していきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^)